大掃除の1番の敵は『思い出』
掃除していると、絶対思い出とぶち当たります。
大好きな人にもらったものほど、大切なものはありません。
普段使ってなくていい。
大切なものはいつまでも取っておきたい。
そのときの感情、その人の思い、そのとき感じた愛情。
全部大切。忘れたくない。
それもこれも執着と言われるものかもしれません。
私は父から買ってもらったカワイイワンピース、ネックレス、4年前に買ってもらったお財布ずっと大切に持っていました。
昔、私がこどもの頃はそういうものをほぼ買ってくれなかった父が、年をとって丸くなって急に服や小物を買ってくれるようになりました。
ほんと奇跡で、心の底から嬉しかったです。愛されてる実感がわきました。
しかし、モノにも使用期限があり、流行もあり、どんどん古くなっていきます。
思い出として取っておくと、そのモノは何だかくたびれていくように見えました。
愛された事実は変わらないし、持っていても荷物になる。
『今』必要なものかどうか。
そう考えると、良い思い出だけ取っておけばいい。
今は写真で残すこともできます。
そのモノが必要なのか。思い出が必要なのか。
そう考えたら、モノに執着しているだけかもしれません。
自分自身の人生は、どんどん前に進んでるのに、思い出のモノで過去に引っ張られていることになります。